新水槽で混泳を始めてしばらくしてから、ピンクサファイヤメダカのメスが交尾ストレスと思われる症状で急に弱ってしまいました。
この記事(前編)では、私が行った隔離と塩浴の判断・経過を時系列で記録します。
▶ 後編:塩浴で回復→新水槽へ合流。その後に起きたこと(実体験)
この記事で伝えたいこと
メダカ飼育では、ある日突然体調を崩すことがあります。
特に初心者の頃は「何が原因なのか分からない」「どう判断すればいいのか分からない」
という状況に陥りがちです。
今回の記事では、交尾ストレスが原因と思われる不調に対して、
私が実際に行った隔離・塩浴の判断と経過をまとめます。
成功談ではなく、途中段階のリアルな記録です。
同じように悩んでいる方の判断材料になれば幸いです。
今回の飼育環境と前提条件
新水槽の状況
- 水槽:60cm規格水槽
- 飼育数:メダカ9匹
- 内訳:オス5匹/メス4匹
- ピンクサファイヤ・みゆきメダカ・極龍・和墨白銀の混泳
今振り返ると、オスがやや多く、適切とは言えない割合でした。
問題になった個体構成
みゆきメダカのオス2匹は、他の個体より一回り大きく、
交尾行動が非常に活発でした。
その影響で、ピンクサファイヤのメスが頻繁に追い回されている状態が続いていました。
異変に気づいたきっかけ
2日間家を空けて戻った時の状態
2日ほど家を留守にして戻ると、ピンクサファイヤのメス2匹が
明らかに元気を失っていました。
- 体がげっそりしている
- 体表に軽い傷がある
- 餌の食いつきが悪い
水質に問題がある様子はなく、他の個体は元気だったため、
交尾ストレスが原因である可能性が高いと判断しました。
最初に行った判断|オスの隔離
みゆきメダカのオス2匹を隔離
まず原因と思われる側を切り分けるため、
みゆきメダカのオス2匹を別容器に隔離しました。
まずは「追い回しの原因」を止めるのが最優先と考えました。
一時的に落ち着いたが、完全回復には至らず
追い回しがなくなったことで、一時的に落ち着いた様子は見られましたが、
体力の消耗が激しかったのか、元気が戻りきらない状態が続きました。
ピンクサファイヤの隔離と塩浴開始
隔離・塩浴の条件
- 容器:2L
- 個体数:ピンクサファイヤ2匹
- 水:カルキ抜き水
- 塩分濃度:0.3%
- エアレーションあり
このまま水槽に残すよりも、まずは体力の回復を優先すべきと判断し、
隔離と塩浴を開始しました。
塩浴中の経過(時系列)
1日目
大きな変化はありませんが、動きは少し落ち着いてきたように感じました。
2日目
泳ぎがやや安定し、回復の兆しが見え始めました。
4日目|1/2換水
1/2換水を行い、塩分濃度を0.15%に下げました。
急激な変化にならないよう、慎重に進めました。
6日目|再度1/2換水
さらに1/2換水を行い、塩分濃度は0.075%になりました。
7日目
見た目上はかなり落ち着き、体調も良さそうに見える状態になりました。
◆7日目時点では、見た目はかなり回復していました。
・げっそり感が薄くなり、体表の傷も悪化していない
・泳ぎが安定していて、底でじっとする時間が減った
・少量ですが餌にも反応し、食べられる様子が確認できた
この時点では「合流できそう」と判断できるくらいには落ち着いて見えました。
この時点での反省点と学び
- オス・メスの比率管理は想像以上に重要
- 短期間のストレスでも致命的になることがある
- 隔離=即回復ではない
- 見た目が良くなっても体力は完全ではない可能性がある
◆今回の学び(初心者目線の反省)
正直、オス・メス比率は「多少ズレても大丈夫」と甘く見ていました。
でも、たった2日でも追尾ストレスが続くと、目に見えて痩せて傷が付くほど消耗することがあります。
そしてもう1つの反省は、「迷ったら様子見」になりがちだったこと。
実際は、迷った時点で隔離(=ストレス源の切り離し)を早めにやる方が安全だと痛感しました。
次回予告
体調が回復したように見えたため、新水槽への合流を検討することになります。
しかし、この判断が結果的にどうだったのか──。
次の記事では、合流の判断とその後に起きたことを正直にまとめます。
▶ 記事①:お迎え〜最初の失敗
▶ 記事②:続編(卵・過密・水槽追加)
▶ 記事③:安定期に入って分かったこと
▶ 記事④:初心者が最初に揃えてよかった物
▶ 記事⑤:初心者の不安が軽くなる考え方・つまずきQ& A
