メダカ初心者記事③|安定期に入って分かった「やらなくてよかったこと」
- 水換えって、どれくらいが正解?
- 掃除しすぎって、実際どこまで?
- ろ過強化って必要?動画見ると不安…
初心者ほど「何かしなきゃ」と動いてしまう。
でも、安定期に入って分かったのは “やりすぎないこと”でした。
安定期に入って分かったことと、やらなくてよかったことを体験談ベースでまとめます。
目次
安定期に入って、はっきり分かったこと
水質が安定すると、生体がとにかく元気になる
水槽を立ち上げてしばらく経ち、「これは安定してきたな」と感じた頃、
生体の反応がはっきり変わりました。
- メダカが水槽内をのびのび泳ぐ
- 人影に過剰に怯えなくなる
- 餌の食いつきが明らかに良くなる
エビや貝も同じで、ツマツマする時間が増え、動きが活発に。
水質が安定=生体が無理をしていない状態だと実感しました。
最終的には、生体の動きがいちばん分かりやすいサインでした。
換水は「必要最低限」で十分だった
安定前は不安で、水換えを頻繁にしたくなります。
でも安定してくると、週1回・1/3程度の換水で全く問題ありませんでした。
むしろ換水しすぎない方が、生体が落ち着いている印象。
「水換え=正義」ではなく、“必要な分だけ”でいいと学びました。
抱卵・誕生が自然に繰り返される
水質が安定すると、特別なことをしなくても、
- メダカの抱卵
- ミナミヌマエビの抱卵
- ヒメタニシの赤ちゃん誕生
が自然に起きるようになりました。
「増やそう」としなくても、環境が整えば増える。
これは初心者の私にとって大きな気づきでした。
やらなくてよかったこと
頻繁な水換え
心配になるほど水換えをしたくなりますが、
不安=水換えが正解ではありません。
水換えはリセットに近い行為。
やりすぎると、安定しかけた環境を壊してしまうこともあります。
まずは観察して、原因を考える。これが大事でした。
餌のあげすぎ
餌をあげるのは楽しい。つい多くなります。
でも、数日の無給餌は全く問題ありません。
逆に、
・餌のあげすぎ
・旅行前の多め給餌
は、水質悪化や消化不良の原因になり、星になるリスクを高めます。
「入れすぎない」を優先した方が結果的に安定しました。
水槽内に物を入れすぎない
ビンや置物を入れたくなりますが、必要最低限で十分でした。
- 掃除がしにくくなる
- バクテリアが安定しにくい
- 置物が動いてエビが挟まれる危険
結果的に、デメリットの方が増えることが多かったです。
初心者が無理に真似しなくていいこと
過剰なろ過
動画や記事を見ていると、ろ過強化の情報がたくさん出てきます。
でも、メダカ・エビ・タニシを適正数で飼育している場合、セットのろ過で十分でした。
「バクテリアが育つ環境」が壊れるケースもあります。ほどほどが正解。
過剰な掃除
最初の頃は、枯れた水草やエビの脱皮殻が気になり、都度回収していました。
でも後から気づいたのは、
それらはミナミヌマエビが自然に処理してくれるということ。
放置するとアンモニアが一気に発生します。
ソイルを完璧に掃除しようとしない
糞やソイル粉が気になり、すべて吸い取りたくなります。
でも、これは逆効果になる場合があります。
- バクテリアの減少
- 水質悪化
- アンモニア発生
「気になる部分だけ」「控えめ」が正解でした。
必要以上の照明・長時間点灯
屋内飼育ではライトは必要ですが、
水槽に合わない大光量や長時間点灯は生体の負担になることがあります。
目安は 日の出〜日の入り+少し。
生体の体内時計を狂わせないことが大切だと感じました。
頻繁なレイアウト変更
水草の植え替えや置物の変更など、水槽を見ていると気になる所が出てきます。
でも短期間で変更を繰り返すのは、生体にとってストレスになりがちです。
「落ち着かせる環境」を優先する。これが安定への近道でした。
まとめ|安定期で一番大切だったこと
色々試して分かったのは、
触りすぎないこと
初心者ほど「何かしなきゃ」と動いてしまいますが、
生体にとって一番の環境改善は、静かに見守ることだったのかもしれません。
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