初めてキャンプする前に

【初心者キャンパー必見】覚えておいて損なし キャンプのマナー・ルール 

最低限のキャンプマナーについて

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  • キャンプ場でテントを横切ったら怒られた
  • キャンプで夜会話をしていたら怒られた
  • キャンプ場の洗い場で食器洗いをして戻ろうとしたら、他キャンパーに白い目で見られた

キャンプを始めたばかりの初心者が「キャンプのマナーがわからない、急に怒られたらどうしよう、怒られて怖いから辞めよう」とキャンプのハードルを超えられない事は非常に多いです。

私は趣味でキャンプを6年以上してきて、キャンプでの失敗をたくさんしてきました。たくさん怒られて、嫌な思いもしてきました。

初心者でもキャンプのマナーを覚えてキャンプを始められるように、マナーについて解説していきます。この記事を読めば、「初心者キャンパーでもキャンプのマナー」が全て分かるので、キャンプ場で他のキャンパーに怒られたり・怖い思いをしないで済みます。

キャンプ場で怒られたり・怖い思いをしたくない人は最後まで読んでください。

これだけは覚えて!キャンプの9マナー

挨拶をする

ただただ当たり前の事になります。ですが、出来ない人・出来ていない人が多いです。
挨拶をすることで、気持ちよく過ごせるのと無駄なトラブルが激減します。
かならず挨拶をしましょう

他人にあいさつするのが恥ずかしい
あいさつをして無視されたら嫌だ
コミュ障だ

このような方は事例を見て、挨拶の必要性があるか考えてみてください。

隣サイト(テント)のキャンパーさんに挨拶をしなかったため、
近くで焚き火をされた・軽い嫌がらせを受けた。

実際に私もお近くのキャンパーさんが挨拶に来て頂いたので、多少の物音や煙などは気になりませんでした。結局のところ人は気持ちが重要なので、相手も挨拶を返したい挨拶をすれば良いのです。

大声で騒がない

大声で騒がない!も皆さんにとって当たり前ですよね。そんな当たり前の事がこの後も続きます。
ですが、最後までお読みください。

なぜならそんな当たり前の事も、
なぜかキャンプ場に行くと出来なくなってしまう方が多いからです。

大声で騒いでしまう理由

屋外なので、声が通りやすい
テントやタープの下だと、周りに反響しないと思ってしまう
お酒が入り、気が大きくなってしまう
職場仲間、久しぶりの友人、知人で話が盛り上がってしまう etc

本当に多いことで、私の感覚で1回のキャンプで1組は居るイメージです。3回に1回くらいの割合で、他キャンパーさんにご注意されている。キャンプが楽しい事は素晴らしい事ですが、もっと素晴らしいのはキャンプ場で騒がないことです。

共用部分をきれいに使う

シンクの画像

自分で汚した場所、出したゴミはきれいにしましょう。

自分が使おうとしたら、汚れている・ゴミが放置されていたら嫌な気持ちになる
きれいな状態が保たれていれば、心も清々しく、また来たいと思えるキャンプ場になる

実際に私も汚す側も、片付ける・掃除する側も経験しています。
最初の頃は排水口のゴミ回収は、溜まったらすれば良いと思いました。
しかし、他キャンパーさんがほんの少しのゴミでも回収してゴミ箱に捨てているのを発見。それからはほんの少しのゴミでも、回収して水滴も拭くことを意識しています。

シンクを使用したら、最後水滴や排水ネットのゴミは回収しましょう

自分で汚した所、出したゴミを回収するのは当たり前。ベテランキャンパーさんは他のキャンパーが汚した場所やゴミも回収、キャンプ場がきれいな状態になるように心がけられている印象です。キャンプ初心者のみなさん、また来たくなるようなキャンプ場にするため、自分たちで出来るところはきれいにしてください。

ゴミは指示に従って処理する

ゴミは自治体と同じ様に、キャンプ場でルールが違います。
キャンプ場のルールを確認、ルールを守りましょう。

・誤ったゴミの分別をすると危険な場合がある
・後から片付けをする人に迷惑をかける
・出入り禁止になる可能性がある

空き缶入れに燃料系(カセットボンベ、アウトドアボンベ)の缶を捨てる

キャンプ場のゴミルールを守らないと危険な目に遭う人が居る、キャンプ場の従業員に迷惑がかかる、最悪の場合キャンプ場を出入り禁止になる事もあります。

キャンプ場に行ってゴミのルールを確認するのではなく、
事前にWEBサイトにてルールを確認しましょう。
燃えるゴミ以外持ち帰りのキャンプ場もあります。

WEBサイトにゴミ出し方法について明記されていない場合も、事前に電話で問い合わせをしましょう。

焚き火や炭の処理ルールを確認する

キャンプにおいて焚き火や炭などの、火の始末は最重要

  • ルールを守らないと火事のおそれがある
  • 不始末で火傷をする可能性がある
  • 施設や他キャンパーの車、テント、ギアを汚したり汚損させてしまう事がある

焚き火や炭ルールを守らず、鎮火していない炭をゴミ袋に入れた
結果:可燃物に引火して、軽いボヤになった

屋外での火の取り扱いはとても重要です。キャンプ場のルールを守ることで、安全にキャンプが出来るのです。逆にルールを守らないと、怪我をしたり他のキャンパーに迷惑をかけたりすることになります。

自然を守る

自然を壊す

どのような事をすると自然を壊すのか、見ていきましょう。

・焚き火を地面でする
・まだ生えてる(生きている)木を切断する
・木に無理やりロープを結び、木を傷つける・枝を折ってしまう

誰も悪気があってしていることではないでしょう。しかし、キャンプ場で実際に発生している事です。自然があるからキャンプが出来るのです。自然は出来るだけ守り、自然に癒やされるようにしましょう。

夜間は消灯時間(クワイエットタイム)を守る

消灯時間(クワイエットタイム)には焚き火や料理、飲食をやめて寝床に入りましょう。
まだ飲み足りない、朝の準備をしなくてはいけない人も居るでしょうが必ず守ってください

キャンプ場には様々な年齢やグループがいます

子供連れの家族
ソロキャンパー
知人同士のグループキャンパー
カップル・夫婦キャンパー

1グループや数名が消灯時間を守らないだけで、大勢の方の睡眠を邪魔してしまいます。
これらはやらないようにしましょう。

NG行動4

・薪割りをする
・車の荷物を出し入れする
・ランタンやLEDライトを高火力、高出力で灯し続ける
・車でキャンプ場を出入りする

消灯時間(クワイエットタイム)は明かりを消し、静かにする時間帯です。
ですが、実際に消灯時間に眠りに入れない方も居ると思います。
そのような方は、こちらを心がけてください。

明かりは最小限(ランタン・LEDライト)で灯す
物音を出来るだけさせないように、配慮して過ごす
小声でも周りには響くので、会話は控える

キャンプ場には消灯時間を守らないキャンパーも居ます。みなさんは消灯時間を守って、ぜひ楽しいキャンプをしてください。

焚き火にガソリンや灯油で着火しない

本当に危険です。絶対にやめてください 命に関わります

焚き火の写真

焚き火をしようとしたが上手に着火させることが出来なかったので、ガソリンを入れた
焚き火・炭の火力が足りないので火力を増すために灯油を染み込ませた、新聞紙を投入した

他の物に引火したり、最悪自分や他人に引火させてしまう事がある大変危険な行為です。
今記事をご覧になられている方は、絶対にそんなことしないよ!と思われて見ているでしょう。ですが実際にキャンプ場でやりがちな行為です。危険な行為だと分かっていながら、キャンプ場でやる人が居ます。

・家族のために早くご飯を作ってあげようと焦っているお父さん
・大学やグループ(男女)でキャンプに来ていて、カッコいい所を見せたい男性

一人の状況ではやらなくても、周りに人が居ると正常な判断が出来なくなることがあります。そこにアルコールが入っていると尚更です。危険です。絶対にやめましょう
どうしても着火出来ない場合は、恥をしのんでキャンプ場の方や・周りキャンパーに助けを求めましょう。どなたか力になってくれるはずです。

食器やゴミを出しっぱなしにしない

食べ物の匂いがする物は片付けるか、ポリBOXなどに入れましょう。
荒らされたり、危険な目に遭うことがあります。

自然豊かなキャンプ場の近くには、熊や鹿、きつねなど沢山の獣が住んでいます。
山に餌がない時や、人間が食べている食べ物を食べると味を忘れられずに人が生活しているキャンプ場にも降りてきてしまいます。獣は臭いで餌を探すため、テントの付近に食べ物を置いておくと遭遇する可能性が高まります。

2020年上高地では、キャンプ場で熊に襲われた事案があります。

・ゴミは出せるのであれば、就寝前にゴミ捨て場に出しておく
・食器など汚れや臭いの付着している物は、洗っておく
・捨てられないゴミは、ボックス等に入れて臭いが出にくくする
・どうしても怖い方は、ゴミ袋を2重、3重にして車の中に入れておく

テントの中に居た方が襲われる事案も発生しています。獣が近い所に居ることを頭に入れて行動しましょう。

暗黙のルール

チェックイン、チェックアウト時間を守る

意外と出来ない方が多いのが、時間を守ることです。初心者キャンパーは、チェックアウト時間を特に注意しましょう。

・チェックイン時間より早く行き過ぎると、キャンプ場に迷惑がかかる。
・キャンプ場によっては、受付で待てないところもあります。
・チェックアウト時間を過ぎると、次のキャンパーに迷惑がかかる。
・ホテルと違い、チェックインとチェックアウト時間にバッファーが少ない事もあ
ります。

チェックイン時間に受付を済ませようとしたら、前のキャンパーさんがまだチェックアウトしてなくて。「他サイトも埋まっているので、少々お待ちください。」
自分が時間通りに来ているのに、入れなかったら嫌ですよね。

初心者だと撤収(片付け)時間が読めなく、チェックアウト時間を過ぎてしまう可能性が高いです。余裕を持って撤収を開始しましょう。チェックアウトのギリギリまで、楽しみたい気持ちは分かります。慣れてきたら時間配分も分かってくるので、初めは早め早めを心がけましょう。

テントの設営はしっかりと行う

どんな風や雨が降ってくるかわかりません。
万全を期して、ペグダウンやガイロープ張りは面倒でもしっかりやりましょう。

私は下の悪い例を全て実践して、都度大変な目に遭いました。先に言っておきます。絶対に真似をしないでください。

・風がないから、ペグは4角で良いだろう
・雨が降る予報はないから、ガイロープ張りは面倒だからやめておこう
・ペグダウンも面倒だから、軽く打っておこう
・跳ね上げ部分は水平で、水の導線はないが大丈夫だろう
ペグダウン・ガイロープ張り・テントの方向や水の導線を考えるのは正直面倒です。
でも、しっかりとやってください。自分だけなら良いですが、他キャンパーさんに迷惑をお掛けしたり、最悪危害を加えてしまう事にもなりかねません。
私は幸いにも、テントが飛んで人様に迷惑をかけたり、怪我をさせてしまうことはありませんでした。しかし、可能性は大いにありました。タープやテントに水が溜まり、崩壊したこともありました。キャンプ場で安全は自分で作るものです。どうか侮らずに、安全対策をしっかりしましょう。

他サイトに入らない、横切らない

キャンプサイトには境界線がない場合や、あっても軽視しがちです。
楽しくキャンプをするために、自分のサイトから共有導線を最短で通り事
他サイトの近くを通らないと行けない場合は、最小限の侵入にしてください。

  • 自分のテントサイト周辺で子どもが遊んでいる
  • 昼夜を問わず、自分のサイト前をキャンパーが通過する
  • 無言でサイト内に、他キャンパーが入ってくる

こんな事されたら嫌ですよね。キャンプは家と違い、明確な境界線が無いことが多いです。

テントサイト

やはり自分がされて嫌な事はしないのが鉄則です。どうしてもサイトを横切る必要や、サイトに入る必要がある場合は、「すみません失礼します」「ボールが入ってしまったので、取らせていただけませんか?」などと声をかけるようにしましょう。

焚き火時の注意点

こんなときは焚き火を避けよう、中止しよう

強風が吹いている場合には焚き火をしない 

隣サイト付近で焚き火をしない

長時間キャンプサイトを離れる必要がある場合

全て危険です。冬など乾燥していると更に危険⚠️焚き火をしたい気持ちはわかります。安全のために、気持ちを押し殺してでもやめましょう。楽しむためにキャンプをしているのに、怪我をしたら台無しになってしまいます。

ファミリー4人で予算35,000円キャンプのプランを記事にしました。

ここまでお読みいただき、ありがとうございます
キャンプを始める上で非常に重要なキャンプのマナーでした。
これからも初心者キャンパーにとって有益な記事を作りますので、
取り上げてほしい記事があればご連絡ください。

ご連絡お待ちしております。